論理的思考とは、"自分はこう思う"という判断に対し、"なぜならば"という論拠であり、それらが整然と関連づけられることでストーリー性が生まれる。私自身、常々実践していることが2つある。1つは常に「どういう意図だろうか(目的意識)」「なぜそうなっているのか(問題意識)」、「どうすればよいか(改善意識)」という視点から物事を考察することであり、もう一つは数値で実態を掴むことである。仕事上、よく経営者から「景気はどうなるのでしょうか」、「我が社をどう思われますか」などと聞かれるが、数値を伴わなければ"ぼちぼちでんなー"的な曖昧な回答になってしまう。景気であれば動向指数や日銀短観、タクシードライバーから聞いた最近の実車率や水揚げ高、飲食店で聞いた平均客単価、メーカーであれば操業率、市況変動の価格への転嫁率、歩留率などその気になればいくらでも収集可能である。数値はウォッチする意識がなければ自分の頭を素通りしてしまう。意識して収集し、分析・活用してこそ数値感覚は高まるのではないだろうか。 

~言葉との出会い~