人の性格には二つの意味がある。ひとつは、その人が生まれつきもっている感情や意志などの傾向。もうひとつはキャラクターとよばれるその人特有の行動の仕方や心理的な特性。似たように感じるが、言葉の通り、前者は生まれつきである。ここで言う生まれつきとは、性格形成がなされる12歳くらいまでを指している。つまり、人は生まれたときの家庭環境、その後の学習環境によりほぼ12歳で大脳の96%が形成され、その時点で根本的な性格は決まってしまう。よって本来、性格とは変わらないものである。しかしながら後者は違う。気の持ちよう、行動の仕方によって変わるのである。これこそが自己改革であり、誰しも可能なことである。「自分はおとなしい性格だから」「あの人の性格が嫌いだ」などと言っているのは前者の考え方に立つものであり、そのような方は、後者の変わる性格に着目し、誰しも変えうる行動や言動の仕方をポジティブ思考に切り替えてみてはどうだろうか。

~言葉との出会い~