ある経営者から相談を受けた。その内容は「どうしたら人の意識は変わりますかね。幹部50歳にもなればもう変われというのが無理なんでしょうか」ということだった。確かに若い人に比べれば、豊富な人生経験がかえって固定概念を抱かせたり、なかなか謙虚になれないということが多いようだ。大事なのは、本人が気づいているのか、気づいていないのか。気づいて変ろうとしているのか、してないのか。具体的に何か取り組んでいるのか、そうでないのかである。まずは、気づかせることだ。次に具体的な行動とその継続である。多面評価で他人から自分がどう見られているのかを分からせ、一つでもいいから手帳に書き、毎日できたかどうかチェックさせる。研修や会議、朝礼などの場で今月は何に取り組んだのか、できたのか出来なかったのかを言わせるのも効果的だ。そのくらいのことをやらないと自己の改革なんて到底、無理だろう。逆にそれを行えば周りの見方が少しずつ変わり、自己改革のきっかけをつかむかもしれない。

~言葉との出会い~